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時間外は1時間会議して、ほかに2時間ほど残業して、カルテ調査2時間やって。
帰宅後は血液のお勉強。1時間ほど?
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土日は出勤して研究というかデータ集め。各々3時間くらいか。
カルテ調査は思いのほか時間がかかって進まない。
学会
あぶすとさぶみっしょん!
システムがエラーになって(ファイルを2つアップロードしないといけないのに、1つはできても2つ目やろうとするとエラーになる)、面倒だったしちょい焦った。
がくい
スーツ着て2時間ほど待機するだけの簡単なおしごと。
取るもの取った。
20190203-4
とある博物館へ。
廃校になった学校を改修したところで、ひとつひとつの展示はコンパクトながら、展示やムービーのデザインが素晴らしくて、メッセージがちゃんと伝わってくるような作りだった。案内をしてくれる方もよかったし、入館料も安かったし、近所にあったら入り浸ってしまうような場所。
初めての豚肩ブロック肉。ポトフ。めっちゃ美味しかった。
エリンギごろごろアヒージョもよい。
人生初のトイレつまり。プロの技術ってやっぱりすげえなあ。
スーパーボウル観戦。いつか現地で見てみたい。
ロースコアで、せっかくならオーバータイムに突入してくれた方が見ている方としては面白かったけれど、さすがにそうはならず。
NYRに何となく勝ってほしかったけど、NEはやっぱり強かった。でもNYRはTouchdown2つくらい逃しているからなあ。もったいなかった。
NYRにとってアウェイな感じでNoiseが大きかったのは、NOとのChampionshipの疑惑の判定が影響しているのかなあ。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/di/trend/201505/542055.html より
規制改革会議WGで医薬分業政策の効果について説明
厚労省、「医薬分業の評価を量から質へ転換」
上記記事にて、こんなことが紹介されていた。
(以下引用)
厚労省が提示した医薬分業の評価に関わる主なデータ(資料を基に編集部まとめ)
◆安全性の確保
・医薬分業率は67.0%(2013年度)まで上昇した。医薬分業率が上昇しなければ、複数診療科受診による重複投薬や相互作用などのチェック機能も十分に果たせない。
・年間7.9億枚の処方箋のうち、5.4%(約4300万枚:2013年度調査)について薬局薬剤師が医師への疑義照会を実施した。
・薬局の92.9%が残薬が無駄にならないよう医薬品の減量を行っており、うち4割は「薬剤師からの提案」がきっかけ(2013年度調査)。◆保険財政の効率化
・医療費に占める薬剤比率が28.5%(1993年度)から21.9%(2011年度)に低下し、2.5兆円の削減効果が得られた。
・後発医薬品の使用割合が46.5%(2013年4月)から57.0%(2014年11月)に上昇した。後発品に変更したきっかけの約7割が「薬剤師からの説明」だった。
・在宅患者訪問薬剤管理指導などを通じて残薬を解消することで、約400億円の薬剤費の削減が見込める(2007年度調査)。
・医薬分業率が高くなるほど1日当たりの薬剤料が低くなるとの報告がある(処方箋受取り率100%の場合、0%の場合に比べて1日当たりの薬剤費が27.0%減少するとの推算)。
(引用終わり)
これに対して突っ込みたくなってしまったので突っ込んでみる。
・医薬分業率は67.0%(2013年度)まで上昇した。医薬分業率が上昇しなければ、複数診療科受診による重複投薬や相互作用などのチェック機能も十分に果たせない。
→「医薬分業率が上昇しなければ」ではなく、「かかりつけ薬局を利用する患者の割合が上昇しなければ」(処方薬の一元管理が必要という立場)、または「調剤に薬剤師が関与する割合が上昇しなければ」(お薬手帳などによるチェックでも可能だろうという立場)と言うべきだろう。
・薬局の92.9%が残薬が無駄にならないよう医薬品の減量を行っており、うち4割は「薬剤師からの提案」がきっかけ(2013年度調査)。
→個々の薬局がどれだけやっているかが問題。そりゃあ、1つの薬局で1回くらい残薬調整行っているでしょ。
しかし、「医薬分業率が高くなるほど1日当たりの薬剤料が低くなるとの報告」は興味深い。ただ、まあ、ここでの薬剤料とは、たぶん諸々の加算を抜いた純粋な薬価としての薬剤費なんだろうなあ。
医薬分業を否定する気はないです。医薬分業でないとできないことは絶対ある。
ただし一方で、医薬分業を絶対視するのは違うのではないかとも思ってます。なんとなく、薬剤師である以上は医薬分業を支持するのは当然、みたいな空気があるように思う。
で、それって、医薬分業ではないイコール薬剤師が関与しない、という誤解があるからじゃないかなあと。でもそれって違うんですよね。
個人的には、処方に薬剤師の目が入りさえすれば、医薬分業はしてもしなくてもどっちでもいいんじゃないかなあと。どっちでもいいというか、病院の規模とか地域の状態とか、もっと言えば患者の疾患や使用薬剤や希望に応じて変えていけばいいんじゃないかなあと思うわけですが。
スポーツファーマシスト
素朴な疑問。
スポーツファーマシストの定義
公認スポーツファーマシストは、最新のドーピング防止規則に関する正確な情報・知識を持ち、 競技者を含めたスポーツ愛好家などに対し、薬の正しい使い方の指導、薬に関する健康教育などの普及・啓発を行い、 スポーツにおけるドーピングを防止することを主な活動とします。
(http://www.playtruejapan.org/sportspharmacist/about/index.html)
ならば、名称はアンチ・ドーピングファーマシストとでもすべきではないのか。
重要で必要な役割であることに異論はないけど、看板に偽りあり感。
スポーツファーマシストと名乗るならば、ドーピング防止だけじゃなくて、運動生理学とかスポーツ医学とか応急処置とか、スポーツの哲学、歴史、ルールとかをひととおり学ぶべきだと思うんだけど、ホームページ見る限りそういうことは講習会や試験では扱わなさそう。
医薬分業って何ですか?
なんか昨日の日記が変なことになってるー。
詳細編集とかしたからか。
直さないけど。
さて、この記事について、ちょっと。
第46回日本薬剤師会学術大会リポート
薬剤師への激励?批判?
日本医師会常任理事が特別講演
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/mem/pub/di/trend/201309/532710.html
(3)の医薬分業に関しては、そのメリットとして重複投与および飲み合わせの防止や適正使用と安全性は認めた上で、「患者にとっては、医療機関の後に薬局に行くのは二度手間、患者の負担が増す」といったデメリットを挙げ、「国はいったん立ち止まって経済的インセンティブ、医療費抑制効果、患者への影響を総合的に検証して、必要に応じて見直すべき」「院内処方と院外処方の価格是正、患者が院内か院外かを選択できるようにすべき、改定率の比率(医科、歯科、調剤)の見直すべき」と提案した。
や、主題とは異なるところへのツッコミで大変申し訳ないんですが、やっぱり、医薬分業という言葉の使い方がおかしい気がするんですよ。
やっぱりと言うのは、このような使い方はこの方だけでなく、とても多くの方に見られるから。
薬剤師も含めて。
医薬分業の定義って何でしょう。
医師・薬剤師間の分業?
医療機関・薬局間の分業?
上の文章では(そして分業に関する他の多くの言説でも)、この2つの定義が混同されています。
医薬分業の歴史、みたいな分厚い本を以前流し読みしたことがあるんですが、それを読んでも、最初は「医薬分業=医師・薬剤師間分業を推進しよう」みたいな運動?があったのが、いつの間にか、医薬分業=医療機関・薬局間分業と定義がすり替わっていたように思います。
現在では、国による定義は後者であると理解しています(だって国試に出るくらいだし)。
流し読みしただけなのでしっかり理解できてないかもですが。
このあたりの歴史的背景も改めて勉強しなおしたいところ。
病院薬剤師という職種がある以上、医師・薬剤師間の分業と医療機関・薬局間の分業とは異なるものですし、これらは区別されるべきです。
いっそのこと、医薬分業という言葉そのものを止めて、両者をしっかり区別できる言葉を作ればいいのかも。
メモ:「永井恒司名誉会長による、薬学教育モデル・コアカリキュラムの改訂に関するアンケートへの回答を掲載しました」
ネットで検索していたら見つけたのでメモ。
「永井恒司名誉会長による、薬学教育モデル・コアカリキュラムの改訂に関するアンケートへの回答を掲載しました」
http://www.apstj.jp/information/20120202-nagai
これは約1年前のものだけど、先日この文科省の会議を聞いた時には、ここに書かれているようなことが意識されているという印象はあまり受けなかった。
無視しているとか取り合ってないというよりは、まだそこまでの議論ができるような状態ではない、という感じだけど。
知らなかったことやこれまで考えたこともないようなこともあったので、興味深く読んだ。
ところで、日本薬剤学会って初めて聞いた気がする。
最初薬剤師会かと思った。
「薬科大学はいらない」!?
1ヶ月ほど前ですが、ネット上に次のような記事がアップされました。
「6年制薬科大学はいらない--井上晃宏(医師)」
http://senkensoi.net/opinion/2013/02/06650
記事の趣旨は、「薬学部教育は薬剤師の仕事に必要なものではなく、よって薬学部は不要である」というものです。
中でも、自分が印象深く感じた部分であり、またこの記事の肝でもあろう部分は以下の文章です。
「私は、薬剤師国家試験受験資格を全国民に開放し、国家試験合格者に、半年か1年程度の実務実習を公費で提供することを提案する。」
つまり、薬学部卒業の有無を問わず、薬剤師国家試験に合格した人は薬剤師になれるようにしよう、という主張です。
自分はこれを読んで、「そんなの暴論だよ…」と思いました。
思いましたが、しかし、恥ずかしいことに、この記事に上手く反論することができませんでした。
薬学部で育む資質には、試験で測れないようなものもある、とか、
薬剤師には幅広い領域の知識が必要だ、とか考えるのですが、
上記記事に既に述べられている
「国家資格職の教育内容は、個別具体的な実務において、その知識が、直接役立つかどうかで決めるべきだ。
そうしないと、教育コストは際限なく膨らむ。」
にはなるほどと思わされてしまって、我ながら、それを崩せるような主張はできていないなあと思ってしまうんです。
薬学部に通わなくても薬剤師になれる、というのは、以前の法曹の場合に似ていると思います。
現在は原則法科大学院の修了が必要ですが、以前は、法曹になろうとする場合、司法試験に受かりさえすれば法学部に通う必要はありませんでした。
実際のところそれで法学部行かずに司法試験受かった人がどれくらいいるか分かりませんが、法学部教育受けてないってことが問題になったことはないような気が。
法曹と薬剤師を一緒に語ることはそもそもできないわけですけど…。
うーん、なんか、もやもやします。
賛成ではないけど、反論もできない。情けないけど。